校長あいさつ

創立48周年  「不易」と「流行」を組み合わせて

校 長  日比 瑞輝

 

 本年度、島小学校2年目となります第17代校長 日比 瑞輝(ひび みずき)でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 島小学校は、JR宇都宮線東大宮駅周辺の開発に伴い、昭和52年4月に開校し、創立48周年を迎える、歴史と伝統ある学校です。保護者の皆様や地域の方々の学校に寄せる期待は大きく、開校以来、多くの方々による各種ボランティア活動は充実し、本校の教育活動を支えてくださっています。

 昨年度より、コロナ禍以前の学校生活が戻り、子ども達の明るい笑顔もさらに増してまいりました。本校の合言葉である「みんないきいき、みんなわくわく、笑顔の島小学校」の実現のため、教育活動の充実を図ってまいりますが、そんな学校にするために、本年度も、学校にかかわるすべての人たちが「行こう」と思える学校にしたいと考えております。そのために、「不易」「流行」を組み合わせた教育活動を進めてまいります。

 授業においては、学習規律をしっかりと確立し、児童が主体的に取り組むという「不易」 の部分と、学習用端末を活用した授業という「流行」を組み合わせ、より分かりやすく、楽しい授業を展開してまいります。

 生徒指導、教育相談に関しましては、本年度より市教育委員会により本格導入される「スクールダッシュボード」を活用して、児童の心の状態や学習状況をデータ上でも把握し、個に応じた生徒指導、教育相談を行ってまいります。一方、データ収集に追われ、教職員がパソコンの画面にばかり目が行くということなく、自分の目で児童を観察し、声をかけ、向き合い、寄り添って話を聞いてあげるという「不易」の部分も失わないようにしてまいります。

 学校生活全般に関しましては、「不易」の部分として、リアルな体験活動の機会を多く設定し、成功する達成感を味わわせるとともに、失敗しても、困難にぶつかっても、それを乗り越え、やり抜く力を育んでまいります。その一方で、様々な思いをもった児童、なかなか教室に足が向かない児童等に対応すべく、「Sola るーむ」を本格運用することにより、児童の多様な居場所と学習機会を確保してまいります。

 お子様が学校に行きたくないと言ったり、悩んだりしていたら、遠慮せずに是非担任等にご相談ください。教職員は、その悩みの解決に向けて、早期に、全力で取り組みます。保護者の皆様からも子どもが「行こう」と思えるよう、背中を押していただけたら幸いです。

 また、学校の様子を積極的に公開し、各種ボランティアや学校運営協議会等のスクール・ コミュニティを生かしながら、一丸となって教育活動に取り組むことにより、保護者や地域の皆様も「行こう」と思える魅力的な学校を実現してまいりたいと考えております。

 引き続き、皆様のお力添えを賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

令和6年4月

【学校の教育目標】
   思いやりのある子
   考える子
   元気な子

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