校長あいさつ
創立49周年 多様性を包摂する教育活動の実現
校 長 日比 瑞輝
本年度、島小学校3年目となります 第17代校長 日比 瑞輝(ひび みずき)でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
島小学校は、昭和52年4月に開校し、創立49周年を迎える、歴史と伝統ある学校です。JR宇都宮線東大宮駅から徒歩で約10分という立地で、交通の便もよく、隣に商業施設等もあるため、児童数も上昇傾向にあります。保護者の皆様や地域の方々の学校に寄せる期待は大きく、開校以来、多くの方々による各種ボランティア活動は充実し、本校の教育活動を支えてくださっています。
引き続き、本校の合言葉である「みんないきいき、みんなわくわく、笑顔の島小学校」の実現のため、教育活動の充実を図ってまいりますが、そんな学校にするために、本年度も、学校にかかわるすべての人たちが「行こう」と思える学校にしたいと考えております。そのために、本年度は特に、多様性を包摂する教育活動を進めてまいります。
授業においては、ICT機器などのデジタルを活用した「個別最適な学び」と、教師と児童、児童同士の対面によるリアルな「協働的な学び」を組み合わせた多様な学習活動の機会を創出してまいります。すべての学習をデジタルで行うのではなく、学年の実態や単元の特性に応じては、アナログでの読み・書き・計算、調べ学習等を組み合わせ、学習への取組意識を向上させ、より分かりやすく、楽しい授業を展開してまいります。
生徒指導、教育相談に関しましては、教師の観察や声掛けによる児童把握や、校内教育支援センター「Solaるーむ」による多様な居場所と学習機会の確保に加え、市教育委員会が導入した「スクールダッシュボード」を活用して、児童の心の状態等をデータ上でも把握し、児童一人ひとりの多様な思い寄り添いながら、個に応じた生徒指導、教育相談を行ってまいります。
学校生活全般に関しましては、リアルな体験活動の機会を多く設定し、成功する達成感を味わわせるとともに、失敗しても、困難にぶつかっても、それをしなやかに乗り越え、やり抜く力(「レジリエンス」)を育んでまいります。
本校の教職員は、お子様や保護者にお悩みがあれば、その解決に向けて、早期に、全力で取り組みます。保護者の皆様からも子どもが「行こう」と思えるよう、背中を押していただけたら幸いです。
また、学校の様子を積極的に公開し、各種ボランティアや学校運営協議会等のスクール・コミュニティを生かしながら、一丸となって教育活動に取り組むことにより、保護者や地域の皆様も「行こう」と思える魅力的な学校を実現していこうと考えております。また、来年度の「創立50周年」に向けて、一層、保護者や地域の皆様と連携して、記念行事に向けての準備を進めてまいります。
引き続き、皆様のお力添えを賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
令和7年4月
【学校の教育目標】
思いやりのある子
考える子
元気な子